「小よく大を制す」大型化する相撲界で一際輝く小兵力士たち!!
2017/02/27
大型化が進む相撲界。
平均身長・体重を見てみると
<幕内>
平均身長/184.4㎝
平均体重/161kg
<十両>
平均身長/182.3㎝
平均体重/154.6kg
となっています。
どちらも身長180㎝超え、体重も150kg超えという
普通に考えたらすごい数字ですよね(^_^;)
昔に比べて平均体重はどんどん増え続けています。
(出典:asahi.com)
力士は大きくて当然!
と思うかもしれませんが、大型化する力士の中で小さくても奮闘している『小兵力士』たちがいます!
その代表と言えば『舞の海』が有名ですよね。
しかし舞の海以外にも光り輝く小兵力士たちがいるのです!
今日はそんな輝く小兵力士たちを紹介したいと思います(^o^)/
まずは小兵力士の土台を築いた舞の海。
身長:171㎝
体重:101kg
※関取時代のデータです
現在は大相撲中継の解説やキャスター等で活躍していますが、現役時代は小柄ながらに様々な技を繰り出しながら大型力士に向かっていく姿が印象的でしたね!
あの「猫だまし」を生み出したのも舞の海です。
もともと身長169㎝だった舞の海は日本相撲協会の新弟子検査基準に達しなかった為、一度不合格になった後に頭にシリコンを埋めて身長を高くして新弟子検査に合格したと言う話は有名ですね。
そこまでして力士になりたかった舞の海の執念と、最高位“小結”まで登りつめた強さには感服します!
個人的に現在の解説者としての舞の海も好きです^^
初日と千秋楽の「舞の海・北の富士コンビ」も定着していてあの二人の掛け合いは面白いですよね~~。
あとは現役力士の中で3名紹介します!
現役力士の中で今大注目の小兵力士といえば宇良!
こちらの記事でも紹介しています→十両注目力士!宇良!
(出典:http://mounten-f.com/?p=573)
身長:173㎝
体重:127kg
宇良は相撲と平行し小学3年生からレスリングをやっていたのもあり他の力士と違って取り口が独特ですよね!
腰が低く安定感のある感じはレスリングをやっていたからと聞くと納得できます。
最近は十両力士の中でも注目を集め、テレビでも取り上げられるなど話題になっています。
決まり手も「足取り」や「居反り」「腰投げ」などあまり見られないものを決めてくるので本場所中は特に会場が沸きますね!
「技のデパート」と呼ばれた舞の海の再来とも言われています(*^_^*)
次に、里山!
鹿児島県奄美市出身の力士。
以前テレビ番組に出演した際に、奥様も元女力士で家族で相撲大会をやっているというのでビックリしました(゜o゜)!
2007年に一度入幕しますがなかなか成績があげられず、十両や幕下陥落を経験しながら何度も這い上がり2014年にの再幕内を果たします!
そして再入幕した場所で大技「一本背負い」を決めています!!
しかし苦労は続き、幕内ではまだ勝ち越したことがありません…。
現在も十両で頑張っていますが、年齢も35歳なので早く幕内で定着できるよう頑張って欲しいですね!
最後に、石浦!
(出典:日本相撲協会公式サイト)
身長:173㎝
体重:115kg
石浦は横綱白鵬と同部屋の宮城野部屋の十両力士。
高校から大学まで相撲一筋ですが体が小さいことから当初はプロ入りは諦め、大学卒業後はオーストラリアへ語学留学に行っていたそうです。
しかし留学中に観た相撲中継で高校の後輩である貴ノ岩らが頑張っている姿が映し出され、プロでやっていく決心がついたということです。
実は石浦が通っていた鳥取城北高校相撲部の監督は石浦の父。
現在相撲界で活躍する逸ノ城、照ノ富士、貴ノ岩らモンゴル出身力士はみんな城北高校出身というのですから驚きですね!
土俵上では素早い動きで多彩な技を繰り出します。
「すそ取り」
(出典:スポーツオンライン)
白鵬は以前優勝インタビューで石浦の活躍を喜んでいました。
宮城野部屋は白鵬の次に番付が高い力士が石浦なのできっと白鵬も期待しているのでしょう(^^)
十両では同じ小兵力士で大人気の宇良との熱戦が記憶に新しいですね!
こういう力士が上に上がってくると相撲ファンは自然と応援したくなるので、どんどん盛り上がっていくことでしょう!!
今月の【月刊・白鵬】で白鵬自身も小兵力士について語っていますので、是非読んでみて下さいね♪
それでは。
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