どうなる稀勢の里の綱取り…?明暗分けた直接対決は豪栄道が勝利し優勝に向けて大きくリード!!(九月場所十一日目)
2017/02/23
いや~今日は見逃せない取り組みが続きましたね!
大相撲九月場所十日目!
大注目の豪栄道と稀勢の里の一戦を中心に振り返っていきましょう!
まずこの両者が土俵に上がった時の館内の歓声がすごかったですね!!
今日国技館に来ている全員がこの取り組みを楽しみに見に来たと言っても過言ではないでしょう。
みんなが興奮しているのがわかりました。
対照的に土俵上の2人の空気は張り詰めたものがありましたね。
そして立ち合い。
稀勢の里は突き押しで豪栄道を土俵際へと攻めていきますが豪栄道は左へうまく回ります。
稀勢の里が両手で突いていきますが、脇が空いた瞬間を豪栄道は逃さずすかさず飛び込みもろ差しの形で前に出る。
豪栄道は左手で稀勢の里の足を取り、渡し込みで稀勢の里を下しました!
(出典:スポーツナビ)
取組前は落ち着いた表情を見せていた稀勢の里。
しかしいざ取り組みを見ると少し違和感を感じました。
なぜそんなに距離をとるのかと?
得意の左四つではなく突き押しで相手を攻める姿は普段あまり見ることはなく、熱くなっていたのか冷静に相手の動きを見ようとし過ぎたのか…。
対して豪栄道は最初こそ攻められながらも稀勢の里の動きをよく見て一瞬の隙を見逃さず前に出ていく姿は見事でした!!
解説の北の富士も言っていましたが、今日の取り組みはまさに豪栄道の良さが全部出ていたと思います!!!
勝った豪栄道は
「必死でした。(相撲を)取ってるときは、考えてる余裕はない。右を最後に差し勝ったのが良かった。我慢して取ることができた」
とコメントしてます。
一方の稀勢の里は無言で国技館を後に。
これで11戦全勝とした豪栄道は終盤戦に向けてさらに勢いを加速させていくでしょう。
対して綱取りのかかった稀勢の里は3敗と後退し、今場所での綱取りがほぼ消滅という形になりました。
両者の明暗が分かれた一番となりましたね。
しかしまだ諦めるのは早いです!!!!!
確かに今場所での稀勢の里の綱取りはほぼ無くなったと言っても良いでしょう。
しかし九月場所もあと4日あります。
この4日間の結果次第では、また来場所に綱取りがかかるという事です。
今からこんな事を考えるのはどうかと思いますが、長く稀勢の里を見てきて本当に惜しいと思ってしまうのは私だけではないはずです。
みんなが願っている悲願の横綱への道をどうか繋げてほしい…。
こう思ってしまいます。
稀勢の里には残り4日間も集中して頑張って欲しいです!!!
そして今日は1敗だった遠藤と日馬富士ですが、両者とも2敗へと後退しています。
結びの一番、日馬富士と高安の取り組みも館内大歓声の一番となりましたね!!
日馬富士ののど輪、激しい突っ張り合いにも一歩も引かず、土俵際まで攻められてもしっかり残し逆に日馬富士を突き落としました!
1敗の日馬富士を引きずり下ろしたことになります!!
館内の大声援と乱れ飛ぶ座布団がとても印象的でした。
これで2横綱2大関に土をつけたことになり、高安が明らかに力をつけてきているのがわかります。
序盤に隠岐の海や豪栄道が取りざたされていましたが、実は高安も見事な相撲を取っているんですよね!
まだ2敗力士として優勝争いにも絡んできそうです(^^)
今日終わって
現在の全勝は豪栄道のみ。
1敗力士はいなくなりました!!!
さて、明日は十二日目。
幕内の土俵入りは15:40です!!
三役以上の取り組みはこちら!
隠岐の海 - 栃煌山
高安 - 嘉風
栃ノ心 - 宝富士
碧山 - 照ノ富士
稀勢の里 - 魁聖
日馬富士 - 琴奨菊
豪栄道 - 鶴竜
それでは、明日も楽しみましょう\(^o^)/
応援お願い致します!

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