【巡業日記その2】稀勢の里・高安の地元、茨城県土浦市で3年振りの凱旋巡業!
2017/02/22
大相撲秋巡業が稀勢の里と高安の地元である茨城県土浦市で開催されました!
土浦市での開催は3年ぶりとあって、
約4000人が集まり会場も満員。
会場となった霞ケ浦文化体育会館ですが、少年時代には敷地内のプールにも訪れていたそうです。
まさに生まれ育った街での凱旋巡業となりました!
高安に集まる期待
特に注目を集めたのが関脇の高安。
九月場所を2ケタ白星で締めくくり、来場所ではいよいよ大関取りに挑戦するだけに、高安に対する周囲の期待も高まっています!
握手会での長蛇の列、朝稽古での声援、サインを求める人を見るだけでその人気ぶりがわかります。
地元ということもあって、大きな声援は高安にとっても嬉しい状況だったでしょう(^^)
高安自身も
「たくさんの人に『もう1つ上を』と声をかけてもらった。期待に応えたい。どんな体勢でも勝てるように足腰を作っていきたい」
と話しており、お客さんの声援や激励の声というのは力士にとって頑張る糧になるのだと改めて感じました!
(出典:スポーツ報知)
大関昇進へ期待がかかる福岡場所に向け、稽古に励む高安。
地元の声援を力に変えて頑張って欲しいですね!!
綱取り再出発を誓う稀勢の里
一方の稀勢の里は、九月場所で10勝5敗と終わり3場所連続かかった綱取りもいったん白紙に。
大きなプレッシャーの中、戦い続けてきた気苦労も多かった事でしょう。
残念な結果には変わりませんが、自分を見つめ、向き合うという意味では良かったのかもしれません。
そんな稀勢の里が新たに気持ちを入替えて、巡業での稽古に燃えています!
(出典:日刊スポーツ)
巡業初日から精力的に土俵に上がり稽古を重ねている稀勢の里。
その中でも稽古相手として特に気に入り度々指名しているのが千代の国。
千代の国は稀勢の里から初日に指名された際に
「そんきょしている時に『何でもやって来い』と言われて頑張ろうと、一生懸命に全力でぶつかろうと思いました」
と発言した通り、全力で稀勢の里にぶつかっていく姿が逆に稀勢の里にも刺激になっているのでしょう。
「運動神経がいいので、(自分も)運動神経がよみがえる。お互い、強くなるための稽古。非常にいい力士。」
と千代の国を褒めています。
そして、自身の若い頃も思い出し
「一発やってやろうと思っていたのが(元横綱)朝青龍関。他の若手もどんどん向かってきてくれたら」
と話しています。
このコメントを見て懐かしさを覚えました。
稀勢の里がまだ20代前半だった頃、相撲の荒さも目立ちましたが上位力士に対して全力でぶつかっていく姿が印象的でした。
その象徴として元横綱の朝青龍相手に金星を獲得するなど世間が若手力士の稀勢の里に注目し、その頃から稀勢の里の人気が高まっていったように思います。
今、自分が若手力士からの挑戦を受けこういった気持ちを振り返ることが出来ているのも稀勢の里にとっては大事な事なのかもしれませんね!
今回の地元での巡業に際し、稀勢の里は
「こういう結果で戻って来るのは自分としても情けない。またしっかり稽古して、次回は良い状態で来たい」
とコメントしています。
その言葉の通り、次回の地元巡業では良い報告を地元ファンの皆さんに届けられるよう頑張って欲しいですね(^o^)/
それでは。
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