14日目にして鶴竜が3度目の優勝決める!日馬富士は立ち合いのタイミングを間違えた!?(九州場所十四日目)
2017/02/21
大相撲九州場所14日目!
まずは
鶴竜優勝おめでとう!!!!!
14日目にして鶴竜の3度目の優勝が決まりましたね!
では、今日の様子を早速振り返っていきましょう(^^)/
日馬富士痛恨のミス。
今日の日馬富士は緊張していたのでしょうか。
今日の相手は白鵬でしたが、どうも様子がいつもと違いました。
時間いっぱいになった立ち合い。
何を思ったか、日馬富士は時間前のような体勢で両手を土俵に付き、体を落としました。
これには白鵬も合わせることが出来ず、待ったの状態に…。
日馬富士は緊張していたのか、時間いっぱいの合図を勘違いしたようです( ゚Д゚)
そんな状態のまま2度目の立ち合い。
当たって左の上手、中に飛び込んでからの右の下手を引いて完全に日馬富士の体勢でした!
しかしここから白鵬に右を抱え込まれ小手投げで逆転負けしてしまいました…。
(出典:時事通信)
日馬富士らしくない…立ち合いを勘違いしたせいで焦りもあったのでしょうか。
「最後は足がついていかなかった。」と悔しがりましたが、イケる!と思った瞬間の逆転負けですから悔しさは相当だったでしょう。
自身が優勝する為には逃したくない大事な1勝でした(._.)
場所前は風邪をひくなどの体調不良もあり、場所中は右足首や左ひじなどの痛みに頭を悩ませました。
そして序盤に星を落とすなどもありましたが、そこから持ち直し優勝争いにまで食い込んできましたが今日は悔しい取り組みで3敗目となりました。
その後、千秋楽を待たずして鶴竜の優勝が目の前で決まり「気持ちを切り替えて来場所に向けて、ケガを治して稽古に精進します。」とコメント。
早くも来場所への決意を口にしていました。
明日の千秋楽に向けては「気持ちだけは負けないように。しっかり務めて締めたい。」と話し、明日は今日とは違う相撲を見せてくれそうです!
そして、優勝した鶴竜ですがどのような取り組みだったかを見ていきましょう!
鶴竜が7場所振り3度目の優勝!
鶴竜は日馬富士が白鵬に負けたことで、自身が豪栄道に勝てば千秋楽を待たずして優勝という今日の取り組みでした。
鶴竜が前回優勝したのは昨年9月の秋場所。
1年2ヶ月という期間が空き、また横綱になってからは2度目の優勝がかかっていました!
立ち合いは2度合いませんでした。
3度目の立ち合い。
豪栄道に左を差され土俵際に寄りますが、そこから巻き替えて右を差すと、豪栄道も右を巻き返そうとしたところでうまく体を開き上手出し投げで豪栄道を下しました!
(出典:読売新聞)
その瞬間は意外にもあっさりと決まってしまいました!
しかし、それは鶴竜が今まで培ってきた技があったからでしょう。
鶴竜は「体が反応しながら、いい状態で相撲が取れている。」と話し、目の前で2敗だった日馬富士が破れた瞬間を見ても「心がぶれないように。自分の相撲だけに集中した。自分の相撲を取ろうと思ったのが良かった。」と振り返りました。
名古屋場所では腰を痛めて休場するなど、今年は優勝のチャンスにも恵まれず、なかなか注目されることもなく苦しい時を過ごしてきた鶴竜。
しかし、今場所の鶴竜は違いました!
「気持ちと体がうまく絡まず、苦しい時期を過ごしたけど。最後いい形で終われて良かった。」と話すように、誰に何を言われずとも地味ながらもひたすらに自分の相撲を取り続け、トップを走り続けてきました。
その結果が自身初となる14日目での優勝!!
鶴竜は優勝インタビューでも「最高です。」と述べたように、今までの苦労が一気に吹き飛んだ瞬間だったのではないでしょうか。
師匠の井筒親方は「苦しいときに反省して修正できる人間は少ない。鶴竜は気持ちを切り替えて努力してきた。」と愛弟子の苦労を労いました。
鶴竜は今後についても「2人(白鵬、日馬富士)のまねをしない方がいいのかな。自分らしいものをつくらないといけない。誰かを目指すのではなく、つくるのが理想。」と語りましたが、九州場所はまだ明日の千秋楽が残っています!!
その言葉通り、明日も自分の理想の相撲を目指し鶴竜らしく締めくくってもらいたいですね(^^)/
さて、明日はいよいよ千秋楽(十五日目)。
幕内の土俵入りは15:15です!!
三役以上の取り組みはこちら!
遠藤 - 玉鷲
御嶽海 - 千代の国
琴勇輝 - 隠岐の海
高安 - 照ノ富士
琴奨菊 - 松鳳山
宝富士 - 稀勢の里
白鵬 - 豪栄道
日馬富士 - 鶴竜
それでは、明日も楽しみましょう\(^o^)/
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