鶴竜Vキスに照れるも「最高」!年間最多勝の稀勢の里が6度目の綱取りへ!!(九州場所千秋楽)
2017/02/20
昨日鶴竜が優勝を決めましたが、九州場所はこれで終わりではありません!
千秋楽の様子を早速振り返っていきましょう(^^)/
鶴竜千秋楽を白星で終える。
千秋楽の鶴竜の相手は日馬富士でした。
昨日に引き続き調子が出ない日馬富士。
ヒザの調子が良くないのか、有利な形になってもそこから前に出て行くことが出来ませんでした。
立ち合い、先に左上手を取ったのは日馬富士でした。
しかし鶴竜がこらえて得意の右四つになると日馬富士を土俵際へと追い詰めました!
日馬富士は踏ん張る足に力が入らないのか、そのまま土俵外へ。
鶴竜が寄り切りで勝利し、星を1つ伸ばす形で有終の美を飾りました!!
(出典:時事通信)
今場所の鶴竜は負けた取り組み以外ほとんど危ない場面がありませんでした。
15日間を終えて「心が乱れることなく、15日間落ち着いて取れた。」と総括。
さて、取り組みを終えて1度支度部屋に戻った鶴竜ですが、表彰式の為再度館内へ向かう花道で鶴竜の家族が出迎える場面がありました。
そこでまず1歳の一人娘・アニルランちゃんと、さらに駆け寄ったムンフザヤ夫人と続けざまに熱いキスをしたのです(゜o゜)!
見ているこちらが恥ずかしくなるような感じでしたね(笑)
それをしっかり優勝インタビューでも触れられ、鶴竜は喜びを分かち合った至福のキスを「みんなが見ていたので恥ずかしかったがうれしかった。最高です。」と照れ笑いを浮かべながら答えました。
約1年ぶりの優勝は、家族にとっても最高のプレゼントになったことでしょう!
(出典:スポーツ報知)
連覇のかかる初場所については「また来年もいい感じでやれるように。ありのままの自分でいることが大切。」と決意を述べました!
今場所の鶴竜を見ていて、安定した強さ、また技が光る力士だなぁと改めて感じました。
今後の鶴竜にも期待していきたいですね\(^o^)/
鶴竜、優勝おめでとうございました!!!
稀勢の里が年間最多勝で来場所綱取りへ…!
稀勢の里が年間最多勝を受賞しました。
昨日の時点で受賞は決まっていましたが、千秋楽に宝富士を下し69勝と星を1つ伸ばす形で単独での年間最多勝を獲得しました!
宝富士との取り組みは、左おっつけからの左四つの必勝パターン。
最後は土俵際で粘る宝富士を寄り切りで下しました!
(出典:デイリースポーツ)
今回の最多勝、日本人力士としては1998年の若乃花以来となる18年ぶりの快挙ですが、優勝なしでの年間最多勝は1957年に設立以来史上初の事でした!
稀勢の里も今回の年間最多勝受賞を「喜んでいいのか、悔しがった方がいいのか分からない。」と複雑な表情を浮かべました。
そして「今年はいろいろあった。非常に成長できた1年だった。」と振り返りましたが、これで満足してもらっては困ります!!
みんなが期待しているのは年間最多勝ではなく「優勝」です!
今場所は3横綱にも連破し、稀勢の里に実力があるのはわかりきっています!
が、序盤に星を落としたり、最終盤に優勝争いに絡んだ大事な取り組みに負けるなどことごとくその機会を失っている稀勢の里…。
ここまで相撲の神様に見放された力士、いるでしょうか?(-_-;)
大関の中で一番実力がある力士でありながら、唯一優勝経験の無い力士でもあります。
しかし千秋楽で宝富士に勝って12勝で終えたことにより来場所に6度目の綱取りの可能性が出てきました!!!
稀勢の里の初場所の綱取りについて二所ノ関審判部長は「明確な綱取り場所ではない。でも、内容が良ければ可能性がある。そうなるようなムードが必要だね。」とコメント。
藤島審判部副部長も「3横綱を倒したことは評価できる。来場所優勝すれば(昇進の)話は出てくると思う。」と稀勢の里を評価しました!
もう、こうなったら何でもよいので稀勢の里に優勝させたい!
と思うのは私だけでしょうか!?
大関になって5年。
十分すぎるほど大関としての責務は果たしてきたでしょう!
稀勢の里自身「新しい気持ちで、また来年に向けて頑張ります。」と話すように来年こそは必ず、その手に賜杯を抱き、私たちファンを歓喜させて欲しいものです!!!
諦められない私は、今後も稀勢の里を応援し続けます(^^)/
最後に、今場所の三賞受賞者を紹介します。
九州場所三賞受賞力士
今回も新たな顔ぶれが並びました。
(出典:スポーツ報知)
<殊勲賞>
該当なし
<敢闘賞>
西前頭三枚目 正代
(11勝4敗)
東前頭十五枚目 石浦
(10勝5敗)
<技能賞>
西小結 玉鷲
(10勝5敗)
正代は2度目の敢闘賞を受賞し、来場所の新関脇昇進に弾みをつけました!
本人は「上がれるならうれしい。でも、実感が湧かない。」と話していますが、確実に実力をつけている力士ですので、来年大関昇進なんてこともあるかもしれませんよ!
そして今場所新入幕からの終盤まで優勝争いに食い込んだ石浦。
幕内最軽量の114kgながら10勝を挙げて初の敢闘賞を獲得しました。
「場所前に地元の鳥取でパレードして力をもらった。その時、三賞を取りますと言ったけど、心の中では無理だと思っていた。賞金(手取り120万円)は自分で使います。親からは『自分の体を強くするお金は惜しむな』と言われてますから。」と笑顔で語りました。
宮城野部屋の白鵬に次ぐ期待の力士ですからね!
今後の成長が楽しみです(^^)/
そして最後は今場所の勢いが素晴らしかった玉鷲が技能賞!
初の三賞獲得となりました!
千秋楽では頭から当たって得意の突き押しで遠藤を下しました。
「目いっぱい押せるようになった。今は7割の力でも押せる。2ケタ?気持ちいいね。これからも電車道。」と笑顔を見せましたが、32歳というベテラン力士でこの成績は素晴らしいですね!
今後もますます勢いに乗りがんばっていって欲しいです!!!
ということで、大相撲九州場所もこれで終わりましたが最近はどの力士が優勝するかわからない場所が続いているので、来年もとても楽しみですね\(^o^)/
このブログも15日間お付き合い頂きありがとうございました!!!
それでは。
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