十両宇良が珍技「たすき反り」で10勝目!幕内は明日稀勢の里が初優勝の可能性も!?(初場所十三日目)
2017/02/13
大相撲初場所十三日目!
終盤戦になって一番一番が見逃せなくなってきましたね!
さっそく今日の取り組みを振り返っていきましょう(^^)/
業師宇良が「たすき反り」で10勝目!
宇良が今日も珍技を披露しました!!
今日の相手は十両でも注目されている天風!
宇良の左にうまくはまった天風でしたが、なんと宇良がその左腕をくぐるような形を取ったのです!
そしてそのまま下に落ちていく天風!
体を反った形でも崩れない宇良の柔軟には脱帽です(^^;)
(出典:スポーツ報知)
決まり手は「たすき反り」
その決まり手がアナウンスされた時、館内がざわつきました!(笑)
それもそのはず。
この「たすき反り」という技は1960年1月に決まり手が制定されて以来、この日まで十両、幕内で使われたことが無かったのです!!
具体的にたすき反りとは、相手の差し手の肘を抱えてその腕の下にもぐり込み、一方の手で相手の足を内側から取ってたすきを掛けるようにして後ろに反って倒す珍しい技です。
大技を決めた宇良は「うまくその場に応じて対応できた。」と淡々と振り返りましたが誰もが出来る技じゃないのにこの冷静さはさすがです(^^;)
十両では史上初の決まり手となったことについては「名前が残ればうれしいですけど。」と返答。
これで宇良は10勝目を飾りました!!
ここにきて十両でも3敗力士が3人となり、いよいよ優勝争いが本格的になってきましたね!
残り2日となりましたが、宇良は「あと2番あるので頑張ります。」と静かに決意を固め、場所を後にしました。
十両も誰が優勝するのか本当に楽しみですね(*^^*)
稀勢の里が不戦勝で12勝目!
今日稀勢の里と対戦予定だった豪栄道が、昨日の取り組みで足を捻挫し休場を発表しました。
思わぬ形で12勝目となった稀勢の里でしたが、土俵に上がって不戦勝で勝ち名乗りを受ける際に客席からたくさんの歓声と拍手が起こりました!
(出典:産経新聞)
これはとても珍しい光景でしたね!
それだけみんなが稀勢の里の優勝を熱望しているのでしょう!!
「今日は今日で、またしっかり明日に向けてですよ。」と既に気持ちは明日に向かっている様子。
明日は過去7勝3敗の逸ノ城戦ですが「しっかり、集中してやるだけ。」と夢の初優勝に向けて気持ちは高まります!
稀勢の里が優勝する可能性。
現在、1敗でトップを走る稀勢の里。
悲願の初優勝が目の前まで迫ってきているわけですが、今場所稀勢の里が優勝する可能性について考察していきたいと思います!
まず、現状の勝敗を見ていきましょう。
一敗 |
稀勢の里 |
二敗 |
白鵬 |
三敗 |
逸ノ城、貴ノ岩 |
<明日、稀勢の里が逸ノ城に勝った場合>
・白鵬が貴ノ岩に敗れれば、14日目に稀勢の里の初優勝が決まる。
・白鵬が貴ノ岩に勝てば、千秋楽に優勝が持ち越し。
→千秋楽の結びで稀勢の里が白鵬に勝てば稀勢の里の優勝が決まる。
→千秋楽の結びで稀勢の里が白鵬に負けると優勝決定戦で勝った方が優勝。
<明日、稀勢の里が逸ノ城に負けた場合>
・白鵬が貴ノ岩に勝てば千秋楽の結びで勝った方が優勝。
・白鵬が貴ノ岩に負けると稀勢の里が2敗、白鵬、逸ノ城、貴ノ岩が3敗で千秋楽に4人で優勝を争う可能性も…。
→千秋楽の結びで稀勢の里が白鵬に勝てば稀勢の里の優勝が決まる。→千秋楽の結びで稀勢の里が白鵬に負けると、稀勢の里、白鵬が優勝決定戦へ進む。そして逸ノ城と貴ノ岩もそれぞれ勝てば4人で優勝決定戦を行い勝った者が優勝。
と、かなりややこしいですが実際はまだまだ優勝争いがどうなるかはわからないですね(-_-;)
個人的な一番の理想は、やはりどんな形であれ明日も千秋楽も稀勢の里が勝って堂々と優勝を飾って欲しいです!!!
さて、明日は十四日目。
幕内の土俵入りは15:40です!!
三役以上の取り組みはこちら!
高安 - 蒼国来
玉鷲 - 荒鷲
稀勢の里 - 逸ノ城
勢 - 琴奨菊
照ノ富士 - 正代
白鵬 - 貴ノ岩
それでは、明日も楽しみましょう\(^o^)/
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