稀勢の里、ケガの状態が判明!相撲協会が診断書公表。

大阪場所13日目の横綱日馬富士戦で敗れた際に負傷した稀勢の里。

 

その後、強行出場をし見事優勝を勝ち取りましたがその怪我の状態が明確になりました!

 

 

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左大胸筋損傷・左上腕二頭筋損傷

日本相撲協会が3月27日付の診断書を公表。

 

その診断内容とは。

 

「左大胸筋損傷、左上腕二頭筋損傷で約1カ月の療養は必要。」との事。

 

「現在精査中」とも記されているようです。

 

師匠の田子ノ浦親方は当初、左上腕部の筋損傷とだけ説明していました。

 

しかし実際はもっと深刻な状態だったのです。

 

大胸筋・上腕二等筋とは

 

(出典:筋トレ読本)

 

この図でわかるように、大胸筋とは胸の筋肉、上腕二等筋とは腕の筋肉を差します。

 

この部分の筋肉が損傷しているということですが、どのくらいの損傷なのか?というところがポイントになってきますね。

 

稀勢の里の場合、怪我をした翌日に損傷部位が内出血を起こしているのがわかります。

 

(出典:スポーツ報知)

 

写真を見る限り、この時はまだ上腕二等筋への損傷ということしかわかっていなかったようです。

 

しかし実際はこの上腕二等筋に加え、大胸筋損傷まで起こしていたというのですから大阪場所での14日目、そして千秋楽で相撲を取ることはかなり厳しい状態だったと思われます。

 

優勝インタビューでも稀勢の里自身が「見えない力が働いた。」と表現していましたが、この状態でまともに相撲を取ることは不可能なのはわかりきっていたので、やはり必死な思いが身体を動かしたという事で「見えない力」という表現になったのでしょう。

 

治療方法は

さて、損傷した部分の治療方法ですが基本的には安静にということでしょう。

 

損傷具合にもよりますが、以下の治療法があります。

 

ケガは、応急処置がいかに早く的確であるかが、その後の治療に大きく影響します。
「肉離れ」の場合、接骨院では徒手抵抗などによる検査を行い、損傷の度合いを確認します。あまりにもひどく「筋断裂」をしているなどの場合は、手術が必要になることもあるので、整形外科の受診を勧めてくれます。
損傷がそれほど深刻でなければ、アイシングや電気治療で患部の痛みや炎症を取り除き、テーピングや包帯などで患部を固定し痛みを抑えます。
痛みが治まってきた後は、鍼灸院や整体院、マッサージ院がオススメです。「肉離れ」をした部分は、筋肉を損傷したことにより起こる内出血がしこりのように固まり、再発を起こしやすくなる場合があります。温熱法や鍼、マッサージを行い筋肉の状態を良くすることで回復も早まります。

(出典:からだリフレ)

 

「再発」というのが怖いですね。

 

力士にとって怪我は選手生命を絶たれる怖さもあるのです。

 

今場所優勝争いをした照ノ富士、大関復帰が叶わなかった琴奨菊もずっと怪我で悩まされ、そして途中休場した横綱白鵬も怪我によるものです。

 

怪我が完治せず、ずるずると引きずったまま相撲を撮り続けるという爆弾を抱えている力士も多いですからね。

 

稀勢の里は今まで怪我が少なかった分、この1度の怪我をどうか甘く見ずしっかりと治療に専念してもらいたいとうのが本音です。

 

しかし5月場所に向けてじっとしていられないのも事実。

 

復活に向けて…!

 

現在休場している春巡業に対して稀勢の里は「巡業に出るのもボクの使命。行けるなら行くし、駄目となればしっかり休む。」とコメント。

 

どこまで真面目な男なんでしょうか。

 

4日には一般や報道陣に非公開で部屋での稽古も再開したそうです。

 

部屋関係者によれば「まわしを締めて土俵へ下りた。四股を踏むなどしていた。」と。

 

下半身の基礎運動で40分間ほど汗を流したそうです。

 

次は万全の状態での優勝が目標ですね!

 

復活に向けて動き出した横綱稀勢の里の姿を今後も見守っていきましょう!

 

それでは。

 


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