~境川部屋~

2019/04/26

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境川親方

境川部屋の師匠を務めている元小結両国は昭和37年7月に長崎県で生まれ、少年時代は柔道やサッカーなど幅広いスポーツを経験しました。

 

相撲は高校から始め、大学時代には全国学生相撲選手権大会で2位に入る実績を残して、卒業後に同郷の第50代横綱佐田の山が師匠を務める当時の出羽海部屋に幕下付出として入門しました。

 

(出典:境川部屋公式サイト)

 

両国の強みは大柄な体格を生かした突き押し相撲と右四つからの寄りと上手投げで、これらを活かして入門して1年後には関取の座を掴み、そこから1年で新入幕を果たしました。

 

1度十両に落ちたもののそこから復帰後は6年間幕内として活躍し、その間に第58代横綱千代の富士から3回金星を取ったり小結を4場所務めたりする実績を残しました。

 

引退後は中立親方として出羽海部屋で5年半の間後進の指導にあたりましたが、独立して中立部屋を興し後に境川に名前を変えて現在に至ります。

 

在籍力士

現在、境川部屋には関取3人の他に幕下には元幕内経験者の豊響を含む6人、三段目には8人、序二段に6人、序ノ口に1人の計24人の力士が在籍しています。

 

さらに、元小結岩木山の関ノ戸親方と、元平幕寶千山の君ヶ濱親方、2017年5月場所に引退を表明し年寄・中村を襲名した元佐田の富士の3人の部屋付き親方が指導に当たっており、呼出1人、床山2人を含めて少なくとも31人が共同生活をしています。

 

(出典:境川部屋公式サイト)

 

豪栄道

 

(出典:日本相撲協会公式サイト)

 

豪栄道は昭和61年4月に大阪府で誕生し、少年時代から相撲一本の生活を送ってきました。

 

高校では埼玉栄高校へ相撲留学して高校横綱になったり、世界ジュニア相撲選手権大会で優勝したりするなどの実績を残しました。

 

卒業直前に高校の相撲部の監督との縁から境川部屋に入門しました。

 

豪栄道の強みは右四つからの寄りと出し投げで、これに加えて切り返しや外掛けなどの技も得意としています。

 

先述の四つも左四つでも強みを発揮することがあります。

 

これらの強みを活かして初土俵から約2年後には関取の座を掴み、さらに1年後には新入幕を果たしました。

 

入幕後はほぼ幕内上位の番付に定着して相撲を取り、特に2年半近くも関脇に定着した時期もあり、この点など評価されて4年前には大関に昇進をしました。

 

大関に昇進してからは怪我などの影響で低迷していましたが、去年の秋場所に15戦全勝で優勝したことで存在感を高めました。

 

その後は怪我で途中休場する場所もありましたが、休場以外では負け越しの場所も少なく大関としての活躍が期待される力士です。

 

妙義龍

 

(出典:日本相撲協会公式サイト)

 

妙義龍は昭和61年10月に兵庫県で生まれ、少年時代は柔道・水泳・陸上などの幅広いスポーツを経験しました。

 

相撲は埼玉栄高校へ相撲留学してから本格的に始め、大学4年生の時には国体相撲で優勝する実績を残しました。

 

卒業後は幕下付出として複数のスカウトの中から境川部屋を選んで初土俵を踏みました。

 

妙義龍の強みは押し相撲と右四つからの寄りで、これらを活かして入門から1年以内には関取の座を掴みました。

 

取り組み中の大怪我で半年以上休場したものの、結果としてそこから2年余りで新入幕を果たします。

 

入幕して3年間で技能賞を5回受賞し、第69代横綱白鵬などから金星も2個獲得し関脇で2回勝ち越すなどの実績も残しましたが、数年前に左目の網膜剥離の手術を受けた影響などからしばらくは幕内の下位や十両相撲を取っていました。

 

しかし、2018年初場所で十両優勝してからは本来の調子が戻ってきて、幕内上位での活躍が期待されています。

 

佐田の海

 

(出典:日本相撲協会公式サイト)

 

佐田の海は昭和62年5月に熊本県で生まれ、少年時代は野球に打ち込んでいました。

 

父は出羽海部屋に所属していた元小結佐田の海だったことが一因で力士を志し、中学卒業後に両国が父親の弟弟子であるという縁から境川部屋に入門しました。

 

佐田の海の強みは右四つからの寄りと上手投げなどの投げで、この強みを活かして初土俵から約7年半で関取の座を掴みましたが取り組み中に足首を脱臼するなどの大怪我を負い、2年間は幕下に落ちていました。

 

しかしこれらを克服して入門してから11年以上を経て新入幕を果たしました。

 

一時は幕内に定着し、第70代横綱日馬富士から金星を上げるなどの活躍を見せたりと、父と同じ小結まで昇進できるか期待されましたが、そこからなかなか番付を上げることが出来ず、2015年7月場所からは幕内7場所連続負け越しの記録を作ってしまいました。

 

成績が振るわない時期もあり、十両陥落したこともありましたが最近は少しずつ調子も戻ってきており、また幕内での活躍が期待されます。

 

豊響

 

(出典:日本相撲協会公式サイト)

 

豊響は昭和59年11月に山口県で生まれ、少年時代から相撲に打ち込んでいました。

 

一旦は就職しましたが、高校時代に受けたスカウトなどから、20歳の時に自ら志願して境川部屋に入門しました。

 

豊響の強みは相手の喉元を押していく突き押し相撲で、この強みを活かして入門して2年後には関取の座を掴み、そこから半年ほどで新入幕を果たしました。

 

入幕してからほぼ8年半幕内に定着し、横綱白鵬から金星を獲得したり敢闘賞を3回受賞したりする実績を残しています。

 

2018年1月場所を不整脈で全休し、2007年1月場所より67場所守ってきた関取の座を失うこととなりました。

 

幕下からの再挑戦となっていますが、体調も少しずつ回復を見せており、また関取として活躍する姿が見れることを期待します。

 

境川部屋所在地

境川部屋は東京都足立区に部屋を構えています。

 

周辺には見沼代親水公園などがあり、歩いて数分で埼玉県内に行くことができます。

 

最寄り駅である日暮里・舎人ライナーの見沼代親水公園駅から国技館へは最低2回の乗り換えで50分ほどかかり、少し遠い位置にあります。

 

所在地:〒121-0831 東京都足立区舎人4-3-16

境川部屋HP

境川部屋HPは過去には存在していましたが、現在は表示されなくなっています。

 

境川部屋では朝稽古の見学は事前に連絡をすればできる可能性が高いので、是非連絡をしてから訪問して下さい。

 

電話番号:03-3854-5327

 

ちゃんこ鍋はいろいろな種類がありますが、ワカメなどの海鮮物がしっかり入った塩ちゃんこ鍋は鶏団子の中にもキクラゲなどが入って独特の食感が出ていておいしいとの評判があります。

 


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