~佐渡ヶ嶽部屋~
2019/05/18
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佐渡ヶ嶽親方
現在、佐渡ヶ嶽部屋の師匠を務めている元琴ノ若は昭和43年5月に山形県で生まれ、柔道と砲丸投げのスポーツ経験がありました。
中学卒業後の昭和59年春場所に佐渡ヶ嶽部屋に入門し、翌夏場所で初土俵を踏みました。
(出典:佐渡ヶ嶽部屋HP)
琴ノ若の強みは右四つに組んでからの寄りと投げで、これを活かして入門して丸6年で関取の座を掴み2場所後には新入幕を果たしました。
入幕して引退するまでの15年間は安定して幕内の番付に定着しており、特に関取になって3年後からは幕内上位の番付に6年半ほど安定して名前が載るようになりました。
その間に三賞を5つ獲得したり、横綱貴乃花などから金星を6個も獲得したりする活躍を見せました。
三役も関脇を含めて通算で1年半務めました。
一時怪我で低迷しましたが、30歳代後半に復活して横綱朝青龍から2個の金星を取ったり、敢闘賞を2回受賞するなどの実績を再び残しました。
37歳だった平成17年九州場所中に先代師匠である琴櫻の定年退職に伴って部屋を継承する形で現役を引退して現在に至ります。
在籍力士
佐渡ヶ嶽部屋には琴奨菊と琴恵光の他に十両には琴勇輝、幕下に8人、三段目に13人、序二段に16人、以下5人、がおり、45人の力士が所属しており、四股名に「琴」が先頭につく特徴があります。
また、行司、床山、呼出が各2人、親方が3人、マネージャー2人、若者頭1人を含めて、少なくとも57人が共同生活をしています。
琴奨菊
(出典:日本相撲協会公式サイト)
琴奨菊は昭和59年1月に福岡県で生まれ、少年時代は相撲とソフトボールのスポーツ経験がありました。
先代師匠からのスカウトに応じる形で高校卒業直前の平成14年初場所に佐渡ヶ嶽部屋から初土俵を踏みました。
琴奨菊の強みは左四つからのがぶり寄りでこれを活かして番付を上げていき、入門して2年半で関取の座を掴み丸3年で新入幕を果たしました。
入幕後も安定して幕内の番付に定着することができ、1年半後には幕内上位で相撲が取れるようになりました。
三賞を7個獲得する実績から大関候補に名前が挙がり、3年半ほど経った平成23年秋場所後に29歳で大関に昇進。
また、「琴バウアー」と言われている時間いっぱいの後で両手を大きく広げ天を仰ぐ仕草が人気を呼びましたが、現在は行っておりません。
そして強みが活かされた形で2016年の初場所では14勝を上げて初優勝を果たしました。
しかし、2017年に大関から陥落し、現在は幕内上位で活躍している力士です。
琴恵光
(出典:日本相撲協会公式サイト)
琴恵光は平成3年11月に宮崎県で生まれ、幼少期から柔道と共に相撲も習っていました。
ちなみに、祖父は現役時代は立浪部屋に所属していた元十両の松惠山です。
中学3年の時に佐渡ヶ嶽部屋の稽古を見学したことをきっかけに入門を決意し、2007年3月場所で佐渡ヶ嶽部屋から初土俵を踏みました。
琴恵光の強みは押しと左四つからの寄りで、入門してから7年目で関取の座を掴みました。
その後、幕下に戻ることもありましたが2017年からは十両で定着して活躍できるようになり、2018年に新入幕を果たしました。
今後は安定的に幕内定着できるかが期待される力士です。
琴勇輝
(出典:日本相撲協会公式サイト)
琴勇輝は平成3年4月に香川県で生まれ、少年時代から相撲中心の生活を送っていました。
高校2年生の時に参加した合宿が縁となり、平成20年春場所に佐渡ヶ嶽部屋から初土俵を踏みました。
琴勇輝の強みは突き押し相撲でこれを活かして番付を上げていき、入門して3年半で関取の座を掴み5年ほどで新入幕を果たしました。
入幕して1年後に左膝の大怪我などで低迷したものの、一昨年に復帰すると幕内に定着して活躍できるようになりました。
2016年は横綱日馬富士関から金星を獲得したり、三役を経験したりもしました。
怪我の影響で十両陥落となりましたが、今後は再び幕内に戻って、以前のような活躍ができるか期待される力士です。
佐渡ヶ嶽部屋所在地
佐渡ヶ嶽部屋は千葉県松戸市に部屋を構えており、周辺にはコンビニが多くあります。
国技館へは最寄りの北総線松飛台駅から乗り換え1~2回で、約1時間程度で行くことができます。
所在地:〒270-2215 千葉県松戸市串崎南町39
佐渡ヶ嶽部屋HP
佐渡ヶ嶽部屋HPは以下となっております。
また、琴便りというブログで日常の出来事が更新されています。
なお、稽古見学は後援会に入会しないとできない仕組みになっています。
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