~出羽海部屋~
2019/05/09
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出羽海親方
現在、出羽海部屋の師匠は元小城ノ花で昭和42年11月に千葉県で生まれました。
彼の父親は第31代横綱常ノ花が師匠を務めていた頃の出羽海部屋所属の元関脇小城ノ花でしたが、少年時代は野球中心の生活をしていました。
高校に入って間もないころに怪我で野球を続けるのが難しくなったことなどから、第50代横綱佐田の山が師匠を務める出羽海部屋に入門しました。
(出典:出羽海部屋公式サイト)
小城ノ花の強みは左四つからの上手投げであり、これを活かして入門から丸6年で関取の座を掴み半年後には新入幕を果たしました。
関取に昇進してから引退するまでの9年間は安定して関取の座を保ち、この間幕内では最高10勝をあげたり東前頭2枚目の番付まで上がったりするなどの活躍を見せ、十両では優勝を4回するなどの実績を残しました。
現役引退後2年間は四股名のまま残り、その後は定年退職した父親を継ぐ形で高崎親方として出羽海部屋で後進の指導に当たった後、2014年に先代師匠である元関脇鷲羽山の定年退職に伴って部屋を継承して現在に至ります。
中立親方
元小城錦の中立親方は小城ノ花の弟として昭和46年7月に千葉県で生まれ、小城ノ花が既に出羽海部屋に入門して相撲を取っていた環境などから中学卒業後に小城ノ花と同じ出羽海部屋から初土俵を踏みました。
(出典:出羽海部屋公式サイト)
小城錦の強みは左四つからの寄りであり、これを活かして入門して5年近くで関取の座を掴み入門して6年後には新入幕を果たしました。
入幕してからは少しずつ力を伸ばしていき、3年間は小結1場所を含む幕内上位の番付に定着する実力を示し第65代横綱貴乃花などから金星2個を獲得したり、三賞を4回受賞したりする実績を残すことができました。
引退後は中立親方として後進の指導に当たっているほか、NHK等の相撲中継の解説を担当し、その内容が丁寧であるという高評価を得ています。
在籍力士
現在出羽海部屋には幕内の御嶽海を始め、幕下2人、三段目7人、以下6人の計16人の力士が在籍しています。
また元小結小城錦の中立親方を始め3人の部屋付き親方と行司・呼出・床山が1人ずつと、世話人の元十両福龍岳が所属しており少なくとも23人が共同生活をしています。
御嶽海
現在、出羽海部屋の唯一の関取である御嶽海は、平成4年12月に長野県で生まれ、少年時代から相撲一本の生活を送っていました。
(出典:日本相撲協会公式サイト)
東洋大学に進学すると個人戦で15回の優勝に輝いたり、学生横綱とアマチュア横綱の両方を獲得したりする実績を残し卒業後に監督の知人の紹介と師匠の勧めなどから出羽海部屋に幕下10枚目付出として入門しました。
御嶽海の強みは突き押し相撲でこの強みが角界で直ぐに活かされ、負け越すことなく入門して1年も経たないうちに新入幕を果たし、関取に昇進して1年後には新三役に昇進するほどのスピード出世でした。
そして2017年は初場所で横綱日馬富士と横綱鶴竜から金星を獲得したり、名古屋場所では初日に横綱稀勢の里、11日目魁皇と並ぶ歴代最多勝記録が懸かった横綱白鵬に勝利し、記録達成を阻止するなど実力をつけていきました。
そして2018年の名古屋場所で自身初となる幕内優勝を決め、大相撲の優勝制度が制定された1909年6月場所以後、初めての長野県出身力士の優勝となりました。
三役地位も安定してきており、次は大関昇進が期待される力士です。
出羽海部屋所在地
出羽海部屋は東京都墨田区の両国界隈に部屋を構えていて、近くには昔両国国技館が置かれていた回向院などがあり、現在の両国国技館へも徒歩10分程度で行くことができる所に位置しています。
所在地:〒130-0026 東京都墨田区両国2丁目2−3−15
出羽海部屋HP
出羽海部屋HPは以下の通りになっております。
また、公式ブログでも情報を発信しています。
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