~錦戸部屋~
2019/04/09
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錦戸親方
錦戸部屋の師匠は高砂部屋に所属していた元水戸泉で、昭和37年9月に茨城県で誕生し少年時代に柔道を経験した上で元関脇高見山や当時高砂部屋の師匠を務めていた第46代横綱朝潮の2人からスカウトを受けて中学卒業後に入門しました。
(出典:サンスポ.com)
水戸泉は身長195cm近くに対し体重が200kgの巨漢の体格を活かした突き押し相撲や、左四つに組み止めてからの寄り、右上手からの投げが得意でした。
これらの強みを活かして入門から6年後には関取の座を掴み、昭和59年秋場所には22歳で新入幕を果たしました。
入幕して半年以内に11勝を上げて三賞の敢闘賞を受賞した実績も残しています。
一旦は交通事故や取り組み中に生じた怪我の影響で1年間ほど十両に陥落しましたが、そこから復帰後は11年にわたって幕内の番付に定着する実力を示すことができ、このうち関脇など三役を含めて1年間幕内上位の土俵で活躍した時期が2回ありました。
特に平成4年名古屋場所で、前頭筆頭で13勝を上げて敢闘賞を獲得し幕内最高優勝を果たしました。
その次の場所も関脇で勝ち越すなどの実績を残しています。
十両に陥落してからも1年半もの間土俵を務めてきましたが、平成12年秋場所中に現役を引退し錦戸親方として2年ほど高砂部屋に残って後進の指導に当たった後に錦戸部屋を興しました。
水戸泉で有名なのが、制限時間いっぱいになったときに大量の塩を撒いて観客を沸かせるパフォーマンスではないかと思います。
これは、水戸泉の付け人から勝ち星をあげるための方法の1つとして進められたことが始めたきっかけの1つとされています。
ちなみに、同じ時期に活躍した高砂部屋所属の元朝乃若も同様に塩を下にたたきつけるスタイルの塩まきをしており、この両者が対戦した時には土俵が盛り上がっていました。
水戸泉と同じような塩まきで土俵を盛り上げた力士としては他に、北桜や旭日松が挙げられます。
在籍力士
錦戸部屋に所属している力士は十両に水戸龍、幕下に極芯道、三段目に本多、序二段に東照錦、番付外に龍雅、行司・呼出・床山が1人ずつと高砂部屋に所属していた元小結闘牙の千田川親方を含めて少なくとも9人が共同生活をする少所帯の部屋となっています。
水戸龍
(出典:日本相撲協会公式サイト)
水戸龍は平成6年4月生まれで、モンゴルのウランバートル市出身です。
日本の鳥取城北高校へ留学し、相撲部に入部して相撲を始めました。
その後、日本大学に進学し、大学相撲の名門のひとつの相撲部時に入部。
3年次には日本相撲選手権大会で優勝し、外国出身者としては初めてのアマチュア横綱のタイトルを獲得しました。
また4年次には外国出身者として初めて日大相撲部の主将を務め、全国学生相撲選手権大会で初優勝をして学生横綱のタイトルも獲得しました。
大学卒業後は錦戸部屋へ入門し、幕下4場所を経て2018年1月場所で新十両へ昇進。
今後の活躍が期待される力士の1人です。
錦戸部屋所在地
錦戸部屋は東京都墨田区に部屋があり、国技館へは歩いて10分もかからない位置で両国界隈にある相撲部屋の1つとなっています。
所在地:〒130-0014 東京都墨田区亀沢1丁目1−16−7
女将さん
錦戸親方は2016年2月、22歳年下のソプラノ歌手の小野友葵子さんと結婚し、当時話題となりました。
(出典:日刊スポーツ)
女将さんとソプラノ歌手との両立はなかなか大変かもしれませんが、以前テレビで朝7時から相撲部屋の家事を済ませ稽古に出られない親方の代わりに申し合い稽古の番数をグラフにし、弟子たちの食事を作ったり弟子たちを居酒屋に誘い出し悩みを聞いたりと女将業をこなす場面が紹介されました。
そんな女将さんのブログはこちら。
錦戸部屋HP
錦戸部屋のHPはありませんが、ブログを親方のブログで情報を発信しています。
なお、朝稽古の見学ができるようになっていてこの朝稽古とちゃんこ鍋を頂くツアーを組んでいるところもあります。
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