~中川部屋~
2019/04/17
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中川親方
現在の中川部屋の師匠である元旭里は昭和40年11月生まれの53歳で、少年時代は野球と柔道を中心にスポーツ経験があり特に野球は2年間エースを務めるほどの実力を持っていました。
地元大阪で毎年3月に開催される春場所を機に相撲に興味を持つようになり、関係者の紹介から中卒後の昭和56年春場所に大島部屋に入門しました。
(出典:Amebaブログ)
旭里は身長187cm、体重140kg台という恵まれた体格の持ち主で、右四つに組んでからの寄りや左からの上手投げを強みにしていていました。
立ち合いの速さに対応するなどの技術面を少しずつ改良した結果、入門して約8年後の平成元年初場所で関取の座を掴むことができました。
この場所で関取になったのは旭里だけだった為、彼が平成最初の関取となります。
ちなみに同部屋の兄弟子である元小結旭道山は、この場所で新入幕を果たして平成最初の幕内力士となっています。
旭里は翌平成2年の春場所で新入幕を果たしたものの、怪我などの影響で幕内の土俵では最高が7勝で勝ち越すことはできませんでした。
しかし幕内を4場所務める事ができたり、一度幕下に落ちても幕下優勝して十両に復帰できたりするなど関取として活躍していました。
中川部屋の歴史
中川部屋の前身にあたる春日山部屋は、21代春日山(元濱錦)の師匠辞任勧告により2016年10月19日に閉鎖されました。
所属力士たちは同日付で同じ一門の追手風部屋が一時預かりの形で引き取ることになりました。
しかし追手風部屋だけでは受け入れに限界があるため、旧春日山部屋の力士は20代春日山(元春日富士)が所有している神奈川県の旧春日山部屋の施設に移動し、追手風部屋の部屋付き親方である15代中川(元旭里)がそこへ同居し実質師匠代行として指導していました。
その後、2017年2月に相撲協会より1月26日付で15代中川が師匠として旧春日山部屋の再独立が認められたことが発表され、中川部屋が誕生しました。
在籍力士
現在、中川部屋に所属している力士は幕下の旭蒼天を始め、三段目には春光、義春日、春日龍、春日岫、春日国の5人、序二段、序ノ口に1人ずつ、番付外に2人の計10人となっています。
これらの四股名を見ると、多くが昔の春日山部屋の部屋名にちなんだ四股名を持っているのが特徴です。
このうち部屋頭となる旭蒼天は平成5年3月生まれの26歳で、今から2011年にモンゴルから来日して当時の春日山部屋から角界の門を叩き、ここ最近は幕下中位前後に定着しています。
15枚目以内の所謂幕下上位への昇進が期待される力士の1人となっています。
また、2019年の新弟子として2018年の中学生横綱になった吉井虹が中川部屋へ入門しました。
中学卒業後にそのまま入門するという今どき珍しいタイプですが、体格にも恵まれ今後の成長が期待されている1人となります。
また、力士の他に呼出が1人、床山2人、さらに世話人の白法山を含め、少なくとも14人が共同生活をしています。
中川部屋所在地
中川部屋は神奈川県川崎市内に部屋を構えています。
周辺には川崎大師などがあり、少し歩けば多摩川越しに羽田空港を見ることができる位置に部屋を構えています。国技館へは最寄りの京急大師線の産業道路駅から2回の乗り換えで行くことができます。
所在地:〒212-0055 神奈川県川崎市幸区南加瀬5丁目7−2
中川部屋HP
中川部屋のHPは以下になります。
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