~二所ノ関部屋~
2019/05/14
SponsoredLink
二所ノ関親方
現在二所ノ関部屋の師匠を務めている元大関若嶋津は昭和32年1月に鹿児島県で生まれ、少年時代には相撲、水泳、マラソンなどのスポーツ経験がありました。
高校卒業後の昭和50年春場所に二子山部屋から初土俵を踏みました。
( 出典: 二所ノ関部屋HP)
若嶋津の強みは左四つからの寄りと右からの上手投げで、これらの強みを活かして入門して丸5年で関取の座を掴み、ほぼ1年後の昭和56年初場所には24歳で新入幕を果たしました。
入幕後も着実に番付を上げていき、すぐに幕内上位で相撲を取れるようになり昭和の大横綱の1人とされている北の湖から2つ金星を上げる活躍も見せました。
この初金星から1年後の昭和57年九州場所後に半年間、三役の地位で通算34勝の好成績を上げたことなどが評価され、25歳で大関に昇進しました。
大関に昇進してからも10勝以上の好成績を安定して挙げる実力を示し続け、昭和59年春場所に14勝を上げて初の幕内優勝を果たしました。
また、この2場所後には15戦全勝優勝も達成する大活躍を見せました。
最終的に大関を4年半務めた後、昭和62年名古屋場所中に30歳で現役を引退しました。
引退後は松ヶ根親方として3年近く二子山部屋で後進の指導に当たった後、独立して松ヶ根部屋を興し平成27年初場所前に年寄名跡が松ヶ根から二所ノ関に変更したことから部屋名も二所ノ関部屋に変わり現在に至ります。
ちなみに、この2年ほど前には元関脇金剛が師匠を務めていた先代の二所ノ関部屋から一部の親方や力士などを引きうけた経緯もあります。
在籍力士
二所ノ関部屋に所属している力士は松鳳山を筆頭に幕下に1人、三段目に5人、序二段に4人の計11人です。
(出典: 二所ノ関部屋公式サイト)
力士の他に行司、呼出、床山が各2人、親方は、元小結大徹の湊川親方、元関脇玉乃島の放駒親方、元玉力道関の松ヶ根親方の3人います。
さらにマネージャーの1人を加えて少なくとも22人が共同生活をしています。
松鳳山
(出典:日本相撲協会公式サイト)
松鳳山は昭和59年2月に福岡県で誕生し、少年時代は主に野球・相撲・柔道のスポーツを経験しました。
高校時代から相撲に専念し、大学時代に国体で準優勝する実績を残しました。
その頃に受けた複数のスカウトから、卒業後の平成18年春場所に松ヶ根部屋を選び初土俵を踏みました。
松鳳山の強みは突き押し相撲で、左四つからの寄りや右からの上手投げも得意にしています。
これらの強みを活かして入門して4年後の平成22年夏場所には関取の座を掴むことができました。
しかし同年に野球賭博に関与していたことが明らかになり、本場所の出場停止2場所の処分となりその影響で幕下へ陥落となりました。
一時は自ら引退も考えましたが、母から説得され思い直した経緯があります。
そして謹慎期間を経て1年半後に27歳で新入幕を果たしました。
入幕後は一時十両に陥落した時期もありましたが、幕内上位で敢闘賞を受賞したり小結を5場所経験したりするほどの実力を示しています。
元横綱日馬富士や横綱鶴竜から金星を上げる活躍も見せており、今後の活躍も期待される力士です。
二所ノ関部屋所在地
二所ノ関部屋は千葉県船橋市に部屋を構えており、周辺には中山競馬場や大型ショッピングセンターなどがあります。
国技館へは最寄りのJR武蔵野線船橋法典駅から約50分で行くことができます。
所在地:〒273-0037 千葉県船橋市古作4-13-1
二所ノ関部屋HP
二所ノ関部屋のHPは以下のとおりです。
また松鳳山のツイッターでも情報を発信しています。
応援お願い致します!

にほんブログ村