~片男波部屋~
2019/04/04
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片男波親方
現在、片男波部屋の師匠を務めている元玉春日は昭和47年1月に愛媛県で生まれ、中学までは陸上競技、高校からは相撲のスポーツ経験がありました。大学卒業前の平成6年初場所に片男波部屋から幕下付出として初土俵を踏みました。
(出典:愛媛新聞)
玉春日の強みは突き押し相撲であり、これを活かして入門して1年ほどで関取の座を掴み丸2年で新入幕を果たしました。
入幕後7年間は幕内の番付に定着する実力を示し続け、初めの2年間は三賞を4つ獲得したり横綱貴乃花から初金星を挙げたりすることができ、後に関脇まで昇進しました。
36歳だった平成20年秋場所中に現役を引退して楯山親方として片男波部屋に残って後進の指導に当たりました。
そして平成22年春場所前に玉ノ富士から部屋を継承して現在に至ります。
在籍力士
片男波部屋には現在、玉鷲の他に幕下の玉金剛、序二段の玉信力と玉乃龍の、計4人の力士と床山1人、親方2人が在籍しており少なくとも9人が共同生活をしていることになります。
玉鷲
(出典: 日本相撲協会公式サイト)
玉鷲は昭和59年11月にモンゴルで生まれ、少年時代は主なスポーツ経験はありませんでしたが大きな体を活かせる相撲を希望し、19歳の時に横綱鶴竜の紹介などで来日しました。
そして平成16年初場所に片男波部屋から初土俵を踏みました。
玉鷲の強みは師匠同様に突き押し相撲であり、これを活かして番付を上げていき入門して丸4年で関取の座を掴みそれから1年も経たないうちに新入幕を果たしました。
入幕後は十両と幕内を往復する状態が続いたものの、30歳代になると強みが活かされる形で幕内に定着するようになり、平成27年春場所には新三役を経験しこの次の夏場所で横綱日馬富士から初金星を挙げる活躍を見せました。
そして2016年九州場所で2桁の成績を収めて技能賞を獲得した後に関脇に昇進し、そこから半年連続で関脇として勝ち越す実績を残すようになりました。
34歳での初優勝
西の関脇で臨んだ2019年1月場所。
12日目に今まで一度も勝った事のなかった横綱白鵬に対し、押し出しで初勝利。
その後、白鵬が怪我で14日目から休場し、優勝争いは2敗の玉鷲と3敗の貴景勝に絞り込まれましたが、千秋楽で玉鷲が遠藤を突き落としで破り、13勝2敗の成績で初優勝が決定しました。
34歳2か月での初優勝は年6場所制となった1958年以降では、旭天鵬(37歳8か月)に次ぐ史上2位の高齢記録となり、初土俵からの所要90場所と新入幕から所要62場所も史上4位のスロー記録となりました。
片男波部屋所在地
片男波部屋は東京都墨田区に部屋を構えており、周辺には安田庭園や蔵前橋などがあります。
国技館へは徒歩十数分程度で行くことができます。
所在地:〒130-0011 東京都墨田区石原1-33-9
片男波部屋HP
片男波部屋HPは以下の通りです。
なお、朝稽古などの稽古見学は後援会に入会すればできる可能性があり、事前に連絡したほうが良いかもしれません。
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