~湊部屋~
2019/05/20
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湊親方
現在、湊部屋の師匠を務めている元湊富士は昭和43年7月に群馬県で生まれ、少年時代は柔道と相撲中心のスポーツ経験がありました。
中学卒業後に当時の湊部屋に入門し、昭和59年春場所に初土俵を踏みました。
(出典:湊部屋HP)
湊富士の強みは右四つからの攻めと土俵際での下手投げです。
これらの強みを日々の稽古などで鍛えていき入門して約8年で関取の座を掴み、それから1年半後の平成5年名古屋場所には25歳で新入幕を果たしました。
幕内には7年間定着する実力を持っており、35歳前後の2年間は幕内上位で活躍しその間横綱貴乃花や横綱武蔵丸から金星を上げたり、敢闘賞を1回獲得したりする実績を残しました。
現役として24年半務めた平成14年秋場所前に引退して立田川親方として8年ほど後進の指導に当たった後、先代師匠の元大関豊山から部屋を継承して現在に至ります。
在籍力士
現在、湊部屋には逸ノ城を始め、計10人の力士が所属しており、行司と床山の1人ずつを含めて少なくとも13人が共同生活をしています。
逸ノ城
(出典:日本相撲協会公式サイト)
逸ノ城は平成5年4月にモンゴルの遊牧民として生まれ、モンゴル相撲と柔道のスポーツ経験を持っていました。
17歳の時に鳥取城北高校の相撲部監督から受けたスカウトに応じる形で来日してそこに入り、四股やテッポウなどの基本的な技術から実践までを磨いてきました。
卒業後はアマチュアとして活躍し、1年目でアマチュア横綱に輝く実績を認められ、平成26年初場所に20歳で湊部屋に幕下15枚目格付出として入門しました。
逸ノ城の強みは右四つからの寄りでこの強みを直ぐに活かすことができ、入門した年の夏場所には関取の座を掴み秋場所には21歳で新入幕を果たしました。
この新入幕の場所では横綱鶴竜から上げた金星を含む13勝の驚異的な成績を残し、殊勲賞と敢闘賞の2つを獲得しました。
そこから1年間は幕内上位に定着して横綱日馬富士からも金星を上げる活躍を示したものの、腰椎椎間板ヘルニアで入院し休場したことをきっかけに後退。
その後トレーニングなど肉体改造に励み、2018年頃からは再び幕内上位で活躍するようになりましたが、体重が230kg近くまで増えたことで腰や膝に負担がかかっていることは間違いなく、今後その辺りの調整をどうしていくのかが見ものです。
湊部屋所在地
湊部屋は埼玉県川口市に部屋があり、周辺には大型ショッピングモールなどがあります。
最寄り駅は隣の蕨市にあるJR京浜東北線の蕨駅で、そこから国技館へは35分ほどで行くことができます。
なお、部屋までの所要時間は1時間弱となっています。
所在地:〒333-0847 埼玉県川口市芝中田2-20-10
女将さん
女将さんは現役のお医者さんであり、湊親方と2000年に結婚しました。
(出典:joy.net)
2児の母として子育てをしながら埼玉県内の介護老人施設の院長を務めています。
2010年に湊富士が湊部屋を継承したことにより、おかみ、医師、母親の3役をこなすことに。
現在はおかみ業に比重を置きつつ、不定期で病院勤務に携わる生活をしています。
湊部屋HP
湊部屋HPはは以下となっております。
稽古見学は一般の方でも出来ますが、見学人数には限りがあるので心配な方は事前に問い合わせることをおすすめします。
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