~友綱部屋~
2019/05/09
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友綱親方
現在の友綱部屋の師匠は元旭天鵬で昭和49年9月生まれです。
2017年6月に先代が停年を迎え、部屋付きだった4代大島(旭天鵬)と年寄名跡を交換し4代大島が11代友綱を襲名して部屋を継承しました。
(出典:友綱部屋公式サイト)
旭天鵬が友綱部屋を継承したことにより外国出身力士では4人目、モンゴル出身力士では初の部屋師匠となります。
旭天鵬は相撲界に入るまではバスケットボールを経験していました。
今から25年前に元大関旭國である当時の大島部屋師匠のスカウトを受けて来日して入門しました。
旭天鵬というと史上最年長記録を次々と作ったことで有名です。
具体的には幕内最高優勝を5年前に37歳8か月で、平成26年九州場所で敢闘賞を40歳2か月で、幕内最終勝ち越しを40歳8か月で達成したことや幕内通算出場1470回を記録したことなどが挙げられます。
旭天鵬は相手と組むことができればそこから廻しを引きつけて土俵の外へ寄り切れるという強みを持っていて、それは左右どちらの四つの体勢になっても同じでした。
この強みを活かすために体のケアと基礎の稽古を十分に熟したことで怪我をすることも殆どなく、長きにわたって現役生活を続けていけたと考えられます。
大島親方
先代の師匠は元関脇の魁輝で、昭和27年6月生まれです。
昭和40年秋場所に元小結の巴潟が師匠を務める当時の友綱部屋に出身の青森県から上京して入門しました。
(出典:友綱部屋公式サイト)
魁輝は新入幕を果たすまで10年かかりましたが、その間に培って得た右四つに組んでからの寄りや突っ張りの強みを活かしてほぼ11年間も幕内に定着しました。
その中でも昭和54年名古屋場所で敢闘賞を1回取ってその次の場所で関脇に昇進したり、昭和の大横綱の1人である第55代横綱北の湖を始め、第56代横綱若乃花と第59代横綱隆の里からそれぞれ金星を上げたりする活躍を見せました。
在籍力士
現在、友綱部屋には魁聖を始め、関取が3人と幕下以下の取的が8人の計11人の力士が在籍しており力士の四股名に「魁」の字をつけることが多くなっています。
なお、5年前に大島部屋から転籍した旭日松等の力士は「旭」の字が四股名についていることが多いです。
力士以外にも行司が3人、呼出しが3人、床山が1人も所属しています。
魁聖
(出典:日本相撲協会公式サイト)
魁聖は昭和61年12月にブラジルサンパウロ市で誕生しました。
少年時代はサッカーを経験していましたが元々体が大きかったため、高校生のときに地元のアマチュア相撲に勧誘されて相撲の道へ進みました。
魁聖の強みは身長だけでなく体重も200kg近くある大型力士であるため、右四つに相手を組みとめて左から上手を取ることができれば圧力をかけて寄り切ることができる点が挙げられます。
ただ、長身であるため重心が高く土俵際に回られて逆転負けを喫することもあるという弱点もあります。
それでもブラジル出身として初の関脇に昇進するなど、三役を半年連続務めるなどの実力を持っているので今後も期待していきたいです。
旭秀鵬
(出典:日本相撲協会公式サイト)
旭秀鵬は昭和63年8月にモンゴルの首都ウランバートル市で誕生しました。
少年時代はモンゴルでバスケットのみ経験しましたが、高校生の時に柔道留学を目的として日本にやってきました。
この柔道経験から相撲に興味を持つようになりました。
旭秀鵬は左右問わず相手と組むことができればそこから一気に寄り切ったり上手や下手から投げたりすることができる強みを持っており、これに加えて突っ張りもできるため、実力を高めれば幕内の上位で活躍する可能性がある力士です。
2016年に右膝を痛めて全休した影響から、十両転落となりましたが今後の復活に期待されます。
旭大星
(出典:日本相撲協会公式サイト)
旭大星は平成元年10月生まれです。
北海道出身で幼少期から柔道を始め、高校まで柔道部のエースとして活躍します。
当時の大島親方(元旭國)からのスカウトをきっかけに高校卒業間近で大島部屋へ入門し、2008年1月場所で初土俵を踏みました。
もともと小食でしたが2013年頃から改善され、友綱部屋に移籍してから関取に昇進するまでの間に25kg増量しました。
2016年名古屋場所以降は安定して十両で相撲が取れるようになり、2018年には新入幕力士として敢闘賞も獲得しました。
膝を痛めた影響で休場してからは十両で相撲を取っていますが、今後また幕内力士としての活躍が期待されます。
旭日松
(出典:友綱部屋公式サイト)
旭日松は平成元年7月に千葉県の野田市で誕生しました。
少年時代はレスリングを経験しており全国大会で優勝するほどの実力がありましたが、中学卒業の際に自らの意思で当時の大島部屋に入門しました。
旭日松の特徴というと、相撲内容よりも大量の塩巻きではないかと思います。
これで土俵を楽しませてくれます。
過去には現錦戸部屋師匠の元水戸泉や現式秀部屋師匠の元北桜が行っており、これに続く形となっていますが塩巻きを始めたきっかけは2012年の夏場所で初日から10連敗した際に相手が怯むことを期待して始めたとされています。
現在は幕下での活躍となっていますが、十両への復帰を目指して頑張って欲しい力士でもあります。
友綱部屋所在地
友綱部屋は東京都墨田区業平に部屋を構えており、5年前に出来た東京スカイツリーへは歩いて10分もかからない位置にあります。
国技館へも2駅分ぐらいの距離なので、自転車などで通えるぐらいの近場にあります。
所在地:〒130-0002 東京都墨田区業平3-1-9
友綱部屋HP
友綱部屋HPは下記の通りです。
また、親方や力士のツイッターでも情報を発信しています。
稽古見学は、友綱部屋後援会会員のみとなっていますので注意が必要です。
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