2018年初場所の見どころ

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はじめに


(出典:exciteブログLucky★Dip666「今日の東京スカイツリー(平成24年1月7日付)」)

 

今年も毎年1月に行われる大相撲初場所が14日から始まります。

 

本来初場所はめでたい場所ともされていますが、昨年に起こった暴行問題の影響が心配されます。

 

今回は幕内上位の番付と注目の若手力士といった見どころを紹介します。

 

日馬富士暴行問題からのスタート

先場所は日馬富士の貴ノ岩への暴行問題が場所の序盤に発覚し、日に日にこの問題がメディアに大きく取り上げるようになるなどしていつもと異なる雰囲気の中開催されました。場所後には日馬富士は現役を引退しました。

 

先月には相撲協会内部でも臨時理事会で暴行の席上にいたとされる白鵬と鶴竜の1月分給与なしや八角理事長の給与一部返上などの処分が決まりました。

 

処分が年明けになるものもありますが、それも初日までには出される予定なので影響を最小限にした上で場所が始まりそうです。

 

幕内上位の番付紹介

今場所の幕内上位の番付を前頭4枚目まで紹介します。

 

まず横綱は3人で先場所優勝の白鵬が東の正横綱となり、西の正横綱は稀勢の里です。

 

鶴竜は、序列では一番下にあたる東2枚目横綱、昔でいう東張出横綱になります。

 

大関は先場所と同じで東が豪栄道、西が高安です。

 

関脇は東が御嶽海、西が玉鷲です。

 

小結は東が貴景勝、西が阿武咲です。

 

前頭筆頭は東が北勝富士、西が逸ノ城です。

 

前頭2枚目は東が嘉風、西が琴奨菊です。

 

前頭3枚目は東が千代大龍、西が栃ノ心です。

 

前頭4枚目は東が正代、西が荒鷲です。

 

この番付を見ると、これから期待される力士から三役復帰を狙う力士、さらにはベテラン力士の活躍などが楽しみな顔ぶれになったと思います。

 

若手力士の期待

ここでは東西の両小結と前頭筆頭の若手力士3人と宇良、さらには今場所から入門した納谷幸之助さんについて取り上げていきます。

 

まず、東西の両小結を務める阿武咲と貴景勝は共に平成8年生まれの若手力士で、突き押し相撲を強みとしてここ1年で番付を急速に上げてきました。

 

東小結の貴景勝は丁度1年前が新入幕の場所で、半年後には幕内上位の番付に定着し先場所は日馬富士と稀勢の里からの金星を含め11勝をあげ、連続の殊勲賞を獲得する活躍を見せて新三役の座を掴むことができました。

 

西小結の阿武咲は昨年の夏場所に新入幕を果たすと、そこから3場所連続で2桁白星を挙げる史上初の記録を残して先場所に新三役の座を掴みました。

 

この場所も8勝で勝ち越すことができました。

 

東前頭筆頭の北勝富士も両小結と同じく、突き押し相撲を強みとしている若手力士ですが年齢は4つ上です。

 

一昨年の九州場所で新入幕を果たし、おっつけの技術を体得したり相手と組んでも寄って出られるようになったりした半年前から幕内上位に定着できるようになり、先場所は11勝を挙げて初の三賞を獲得する活躍を見せました。

 

この北勝富士と同い年で学生相撲出身の力士として宇良も期待できる若手力士の1人です。

 

宇良は中学生まで打ち込んだレスリング経験を相撲内容に反り技や足取りといった珍しい決まり手を決めるなどの形で活かすことで有名ですが、押し相撲の技術を身につけるなどして半年前には幕内上位を経験しました。

 

この場所負った怪我の影響で十両に下がりましたが、回復すれば再び活躍できるかもしれません。

 

今場所から角界入りする納谷幸之助さんは父親が元関脇貴闘力、祖父が昭和の大横綱の1人である大鵬という相撲一家に育ち、入門した部屋も伝統の大嶽部屋です。

 

昨年は埼玉栄高校で国体優勝の実績を残しました。

 

体格も身長190cm、体重160kgで恵まれており、強みの押し相撲がどこまで通用するかが楽しみな若手力士の1人です。

 

まとめ

 


(出典: 大相撲東風西雅「7:「土俵」のはなし」)

 

このように、先場所中に発覚した暴行問題から始まる初場所ですが東西の両小結などの若手力士を中心に見どころが多い場所ではないかと思います。

 

今場所も白熱した相撲内容を期待できるかもしれません。


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-初場所, 日記