阿武咲まとめ

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阿武咲のプロフィール

阿武咲は平成8年7月4日に青森県中里町で誕生し、現在21歳です。

 

本名は打越奎也です。

 

この阿武咲という四股名の由来は部屋の名前から「阿武」の2字を、そこで花を咲かせてほしいという恩師の願いから「咲」と字をそれぞれ取ってつけられました。

 

(出典:日本相撲協会公式サイト)

阿武咲は小学校入学前から地元の相撲道場に通って稽古を重ねていました。

 

少年時代から体格が人一倍抜きん出ており、小学生と中学生の時に計3回も相撲選手権大会を優勝するまでに実力を伸ばしました。

 

高校に進学しても実力をさらに高めることができ、1年生で団体戦のメンバー入りに貢献するほどでした。

 

この高い実力と相撲道場の監督の縁などから、在学中の平成25年初場所に阿武松部屋に入門して初土俵を踏みました。

 

角界に入門してからも高い実力を発揮することができ、入門して1年以内に新幕下昇進を果たし、丸2年で関取の座を掴みました。

 

今年に入ると頭角を現すようになり、夏場所に新入幕を果たすと史上初めて半年連続で10勝の好成績を収め続けることができ、この九州場所で新三役に昇進しそこでも勝ち越したことから来年初場所には新関脇昇進の可能性が高いとされています。

 

ベンチプレス

阿武咲は小学生のころから突き押しに特化した稽古を積み重ねてきたことなどから、腕などの上半身の筋肉は強く中学1年生の時にはベンチプレスで165kgを上げるほどの実力を持っていました。

 

ところで、力士の中には自主トレーニングとしてベンチプレスなどの筋肉トレーニングで鍛えているケースもありますが、これが果たして相撲に効果的なのでしょうか。

 

そもそもベンチプレスとは仰向けに寝た状態でバーベルなどの重量物を上下に動かす筋肉トレーニングのことです。

 

このトレーニングによって上腕三頭筋や三角筋など腕から肩にかけての上半身を鍛える効果があるとされています。

 

なので阿武咲や大砂嵐のような突き押し相撲を武器にしているタイプでは立ち合いの際に押す力を強くすることができるため、効果的とされています。

 

また、横綱千代の富士は肩の脱臼で一時出世に苦労した時期がありましたが、三角筋を鍛えて投げたときの腕力に耐えられるようになり克服できたとされています。

 

一方、筋肉トレーニングをすると筋肉が硬くなってしまうという特徴もあり、相撲では横綱白鵬のように体が硬い方よりも全体的に体が柔らかい方が相手の力を吸収できたり大怪我に繋がりにくかったりする面で有利なスポーツとなっています。

 

したがって、ベンチプレスなどの筋肉トレーニングでは突き押しの力を高めるのには効果的と言えますが、怪我をしやすい体になってしまうなど長期的な面で考えるとマイナスに働くトレーニング方法といえると思います。

 

まとめ

 

(出典: ブログ:さゆりのにしはらを追いかけて)

 

このように、今年に入って幕内の番付を駆け上がるように昇進している阿武咲は学生自体からベンチプレスで驚異的な記録を残すほど腕の力を活かした突き押し相撲を強みにして実力を発揮している力士と言えると思います。

 

この強みを磨き続ければ来年には90年代後半生まれ初の新大関昇進も現実のものになるかもしれません。


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